「神社の歴史を学びたい」
「パワースポットって何?」
「神社本庁について詳しく知りたい」
一昔前、パワースポットと呼ばれる言葉が流行りました。
現在でもこの言葉を使われており、人々にとって魅力的な言葉であることは間違いありません。
パワースポットと言うのは簡単に言えば、パワーがもらえる場所と言うことです。
人によってこれは違うかもしれませんが、なぜか神社がそこに該当しているケースが少なくありません。
神社には神様がいると言われており、外国の神様とは少し状況が異なります。
例えばキリスト教やイスラム教などでは、神様は存在すると言われていますが、1人しかいないのが特徴です。
【参考】神社本庁とは?役割や取り組みについて調査
神社本庁に属さない神社
日本には八百万の神が存在する
これに対し日本の場合は、八百万の神と言われておりとにかくたくさんの神様がいるわけです。
例えば身近なところで言えば地面にも存在すると言われていますが、海などにも存在しています。
江戸時代には山登りが信仰されていましたが、これも山の神様がいることからそのように名付けられたと言われているわけです。
それ以外にも、形のないものにも存在すると言われておりよくいうのが笑いの神様が降りてきたと言う言葉がありますが、これはまさしくその一緒かもしれません。
その中で、確実にここはいるだろうと言われているのが神社になります。
神社がパワースポットと呼ばれる理由
これは境内などがあり、厳かな雰囲気があることがやはりその魅力の1つであり、パワースポットと呼ばれるのもやはりそのような雰囲気がそう呼ばせているのかもしれません。
例えば都会の真ん中にある所でも、中に入ると自動車の音などが聞こえにくくなります。
これは建物や樹木が周りを囲っているからかもしれませんが、どこかそこに独特な雰囲気を感じてしまうのはおそらく日本人だけでもないはずです。
特に日本人であれば昔からなじみのあるところであり、境内で遊んだ人も多いかもしれません。
この歴史は非常に古く、それこそ伝説の時代に遡ると言われています。
伊勢神宮や出雲大社などは非常に歴史が古く、総本山などと言われている部分ではありますが、それに匹敵する位古いところも日本中にたくさんあります。
江戸時代の歴史を振り返る
江戸時代の歴史を見ると、1つの地域には必ずお寺と神社がありました。
寺請制度と言う制度がある一方で、その制度で仏教を迎え入れながら一方で古くからある神道も大切にされてきたわけです。
基本的に、そのような場所は潰れることがありません。
現在でも、各地域に行けば必ず大小様々な所が存在しており、初詣や753等で賑わう場所があればそうでない場所も存在します。
七五三の時などは、そこでお参りし厄払いをしてもらうのが基本です。
これも歴史に基づいたしっかりとした根拠があり、昔は子供が比較的早い段階で命を落としました。
これは実は昭和初期まで続いており、それほど古い話ではありません。
除籍謄本を調べてみる
100年よりも前だけでなく100年以内にもそのようなことが長く続いていたわけです。
子供が命を落とす原因は様々でしたが、やはり病気が多かったといいます。
現在のように医療がそこまで発展しておらず、栄養も不十分だった昔においては、子供が命を落とすのは仕方がないことかもしれません。
今の80代や90代の人は、兄弟がたくさんいる人もいますが、7人兄弟8人兄弟の人も珍しくないですがその中で小さな家に命を落とした兄弟がいる人も非常に多いです。
もし気になる場合には、自分の戸籍謄本等をさかのぼると除籍謄本と呼ばれるものがあり、自分より3大前位の世代の兄弟などがそこに掲載されています。
そうすると、7人から8人いる兄弟の中で必ず1人や2人は生後半年から1年位でなくなるか五彩位でなくなっているでしょう。
そのような状態が続くと、当然親としても精神的にかなり苦しい思いをします。
七五三の歴史
現代人には現在人の苦しみがあったかもしれませんが、昔の人には昔の人の苦しみがあったことがわかります。
七五三の歴史は、実は非常に古く江戸時代よりも前に始まったと言われる説もありますが、現在の形になったのは江戸時代よりも後です。
やはり小さな子供が命を落としやすいと言うことで神社にお参りをしており、そこで厄払いをしたのがきっかけです。
千歳あめを食べることになったことや、きれいな着物などを着て写真撮影をすることになったのは、現代になってからでありあくまでもビジネスの一環として行っています。
本質は写真を撮ることではなく、お参りをし厄払いをすることそして少しでも健康的に長生きをする事が本質であることを忘れてはいけません。
それ以外でも、初詣でお世話になっていますが日本人の面白い特徴として時間がリセットするのがちょうど1月1日になります。
まとめ
よく新年になり、気持ちを新たに1年間過ごしていこうと言う考え方がありますが、ある意味日本人特有の考え方かもしれません。
1月1日になると、それまでの365日がリセットされ、嫌だった出来事や辛かった出来事もそこで一旦忘れましょうと言う形になります。
そして新たに365日を健康にそして幸せに過ごすために、神社にお参りをするわけです。
このように、現在においても非常に重要な役割を果たしていることを忘れてはいけません。